産科

人工妊娠中絶について

人工妊娠中絶の料金(~11週6日まで)

11週6日までの場合

原則は日帰りの手術です。麻酔は静脈麻酔と言って腕の血管に麻酔薬を注射します。鎮痛作用と睡眠作用を持つ注射をすることで意識を遠のかせます。呼吸は自身の呼吸のため全身麻酔とは違います。手術時間は約15~20分前後かかります。ただし麻酔の作用からすっかり覚めるには2~4時間かかります。また経腟分娩の経験のない人や出産経験のない人は手術前に子宮頸管を拡張するラミセルを挿入する処置が必要です。したがって子宮頸管の拡張が必要な方は朝8時より処理が必要です。12時ごろ手術となり、麻酔が覚めて帰るのは夕方4~5時頃となります。子宮頸管の拡張が必要のない方は朝8時頃より午後3時頃までかかります。

手術時、手術後の注意

麻酔薬やその他薬剤によるアレルギーは誰にでもあり得ます。呼吸が停止したり血圧の急激な低下を生ずるショックを起こすこともあります。出血が何らかの原因で大量に起きた場合には輸血が必要な場合もあります。また過去に中絶を受けたことがある方、流産の既往のある方、帝王切開による出産の方、子宮の形状に異常がある方、あるいはその他のはっきりした原因がない方でも、手術中に子宮壁の穿孔、つまり子宮の壁に穴があくこともあり得ます。その場合には開腹し子宮壁の損傷を治す必要もあります。また子宮壁が穿孔した場合に腸や膀胱を損傷することがあります。その場合にも開腹手術が必要になります。これらのことは数千回から1万回に1回あると言われています。
手術後に注意することは感染症です。抗生剤の投与はしておりますが、まれに発熱、腹痛の生ずることがあります。手術後無理をすると出血を起こすこともあります。手術後は安静にしてください。何か気になることがあればご連絡ください。翌日からは自分の体力に合わせて生活してください。

確認書類

未成年の場合には、中絶に関する相手の承諾書、並びに手術に関して親の承諾書も必要となります。

初診時料金/20,260円(税抜)(初診料・超音波検査・心電図・胸部写真・血液検査)

手術料金(術後再診・消費税込)4月~9月 ※週数によって変わります

  平 日 水 曜 日 土 曜 日
週 数
拡張あり
拡張なし
拡張あり
拡張なし
拡張あり
拡張なし
5週6日まで 86,886円 92,286円 92,286円 97,686円 97,686円 103,086円
6週0日~7週6日 92,286円 97,686円 97,686円 103,086円 103,086円 108,486円
8週0日~8週6日 103,086円 108,486円 108,486円 113,886円 113,886円 119,286円
9週0日~9週6日 108,486円 113,886円 113,886円 119,286円 119,286円 124,686円
10週0日~10週6日 124,686円 130,086円 130,086円 135,486円 135,486円 140,886円
11週0日~11週6日 146,286円 151,686円 151,686円 157,086円 157,086円 162,486円

手術料金(術後再診・消費税込)10月~3月 ※暖房費432円が含まれています ※週数によって変わります

  平 日 水 曜 日 土 曜 日
週 数
拡張あり
拡張なし
拡張あり
拡張なし
拡張あり
拡張なし
5週6日まで 87,318円 92,718円 92,718円 98,118円 98,118円 103,518円
6週0日~7週6日 92,718円 98,118円 98,118円 103,518円 103,518円 108,918円
8週0日~8週6日 103,518円 108,918円 108,918円 114,318円 114,318円 119,718円
9週0日~9週6日 108,918円 114,318円 114,318円 119,718円 119,718円 125,118円
10週0日~10週6日 125,118円 130,518円 130,518円 135,918円 135,918円 141,318円
11週0日~11週6日 146,718円 152,118円 152,118円 157,518円 157,518円 162,918円

加算料金

◆未産婦、帝王切開分娩のように経膣分娩の経験が無い方、
あるいは医学上子宮頚管の拡張が必要な場合は子宮頚管拡張の処置料として5,400円加算します。

水曜日は5,400円、土曜日は10,800円の加算があります。

手術に際し手術料金に含まれていない薬剤や処置を必要とした場合は相当分の料金が加算されます。
※人工妊娠中絶は課税対象の為お支払い料金に8%の消費税が含まれています。

人工妊娠中絶の料金(12週0日~21週6日まで)

12週0日より21週6日までの場合

すべて入院が必要です。子宮頸管を拡張し陣痛を起こす膣座薬を使用し、出産のような陣痛を人工的に起こして児を娩出します。陣痛を起こす前日に入院し、子宮頸管の拡張の処置を行います。その次の日に薬剤により陣痛を起こします。週数により入院期間は違います。3~6日間の入院が必要です。

中期中絶の注意

児の娩出、つまり子宮から児が出た後、子宮の収縮が悪く出血が大量になる場合があり、これを弛緩出血といいます。時には輸血の必要な場合もあります。また胎盤がなかなか排出されず子宮の中に残ったままになることもあります。胎盤遺残と言います。この場合は機械的に胎盤を出す必要があります。手術となるので簡単な麻酔あるいは鎮痛剤を使用する場合もあります。薬のアレルギーで呼吸停止や血圧の低下となりショックを起こす場合もあります。また癒着した胎盤を子宮から出すときに大量の出血を伴う場合、あるいは子宮壁に穴があく子宮穿孔および腸管、膀胱の損傷の場合に開腹手術が必要になることもあります。これらは千回に1~3回の割合に起きると言われています。産後と同じ状態なので1週間は無理をしないでください。出血は1~4週間ある場合もあります。

初診時料金/20,260円(税抜)(初診料・超音波検査・心電図・胸部写真・血液検査を含む)

手術料金(消費税込)4月~9月 ※週数によって変わります ※表の金額は、処置料・入院費・薬剤の必要最低限の料金です

妊娠週数 手術料金(税込)
12週0日~15週6日 213,412円
16週0日~19週6日 229,612円
20週0日~21週6日 245,812円

手術時に追加の処置などが必要になった時のために、表の金額とは別に60,000円を預からせて頂きます。手術を受ける方は手術料金と預かり金の合計金額を事前にご用意ください。

※中期中絶(12週0日~21週6日)の料金の注意点
中期中絶の料金は表のようになります。しかし、出産育児一時金の医療機関直接支払制度をご利用できない方、あるいは使用されない方は表とは別に404,000円を事前にお支払いいただきます。

(注)12週0日~21週6日までの中期中絶において被保険者であれば出産育児一時金の申請書を提出すれば週数に関係なく40万4千円支払われます。申請書に関しては御本人の保険機関にお尋ねください。