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お知らせ

総合ビタミンBの発売

当院では7月7日より総合ビタミンB剤の院内発売を開始しました。特に葉酸の摂取を当院では勧めています。というのは葉酸は胎児の中枢神経の発達に大きく関与しており葉酸の不足は脳や脊髄の重大な奇形を起こす事があります。3年前より米国では葉酸摂取に取り組み神経系の奇形発生率を30%~40%減少させることに成功しています。妊婦さんもこれから妊娠する可能性のある人も特に摂取を心がけることが重要です。
しかし必要とされる量は1日200μ/mlできれば400μ/ml以上が理想です。200μ/mlはホットケーキ10枚分です。とても食事だけでは摂取できません従ってサプリメントによる摂取が簡単です。当院では市販されている価格よりも安く提供できるようにしました。
また総合ビタミンB剤にはビタミンB6、B12も含まれています。葉酸、B6、B12の併用は血中のホモシスティンという物質を減少させます。ホモシスティンは動脈硬化や心臓疾患、子宮頚癌、結腸癌、肺癌、乳癌、口腔癌の原因になります。従って葉酸、B6、B12を摂取すればこれらの疾患の予防にもつながります。流産を繰り返す人の中にホモシスティンの高い人がいます。これも葉酸、B6、B12の併用にて低下し、流産を予防できる可能性があります。
妊娠に関係なく全ての女性にも、当然男性にも有効なサプリメントです。詳しい話を聞きたい方や処方を希望される方はお申し出ください。

60日分 650円(税込み)

第4回日本不妊カウンセリング学会へ参加

6月17日東京で開催。当院から不妊カウンセラーの伏見綾子さん、岩城留美子さん、助産師の築紫真奈美さんの3名が参加。伏見綾子さんが不妊カウンセリングの症例報告を行いました。今後もカウンセリングの質の向上を目指します。

セントジョーンズについて

最近、漢方療法だけでなくハーブによるリラックス効果、妊娠率の向上を目指しています。当院ではハウス食品のハーブの1つであるセントジョーンズ(道内ではまだ発売されていない、本州では発売中)を当院で発売しています。ドイツやスウェーデンでは医薬品として発売され効果は実証済みです。既に数名が使用し始め妊娠成立された方も出始めています。興味のある方、使用なさりたい方はご相談ください。

体外受精コーディネイターに新たに1名合格

当院の看護師伏見綾子さんが体外受精コーディネイターに合格しました。今後はいろいろな質問や悩みに気軽に相談できるように心がけていきます。なおカウンセリングは予約制のため外来窓口までご連絡ください。

第21回北海道産婦人科生殖医学研究会へ参加

5月14日札幌で開催。当院から山川圭介さん、菊地麻衣さん、蛯名沙織さんの3名の培養室スタッフが参加。山川圭介さんが発表した。演題名は『レトロゾール使用における卵胞液中のテストステロン濃度』でした。卵巣刺激周期中に用いるレトロゾールという薬が卵胞液(この中で卵子は成長していく)でのホルモンにどのような影響があるのかという内容でした。会場から質疑応答があり、活発な意見交換が行われました。

高度生殖医療の料金変更

最近は通常の体外受精だけでは受精率が悪く胚移植に至らない人や受精の認められない人が多くなってきています。これらを解決するために現在は採卵数が2個以下の人は必ず顕微受精を施行します。また3個以上の人はそのうち何個かを通常の体外受精を施行し、残りを顕微受精しています。
例えば10個卵子が取れたとすれば5個を通常の体外受精、残り5個を顕微受精します。通常の体外受精、つまり卵子と精子をただ一緒にするだけの場合に受精がおきなくても顕微受精の卵子が受精している場合その受精卵を胚移植できます。もしも10個通常の体外受精を施行し、すべて受精せず胚移植する受精卵がないという事態は防げます。精子についても元精液(何も手を加えていない精液)中の運動精子が7500万以上かつ調整後(培養液で洗浄、遠心分離など)運動精子が2000万以上でない場合はすべて顕微受精としています。また人工孵化も現在、新鮮胚・凍結胚、胚盤胞全てに行って移植しています。従って当院では今後、体外受精顕微受精人工孵化をひとくくりにして現在より安く提供できるようにしました。詳しいことを聞きたい方は遠慮なくお尋ねください。

高度生殖医療の補助金制度について

平成17年2月17日現在、多くの人が利用しています。
詳しくは受付に申し込み用紙があります。 お尋ねください。

高度生殖医療いわゆる体外受精に対する補助金の経過

平成16年4月、政府は体外受精に対し補助金を出すとお知らせがありました。本州の一部ではもう始まっていますが道内はまだ行われていません。8月に施設の登録が始まったばかりです。また、補助金の対象も年収650万円以下等の条件があります。さらに問題なのは10万円の補助のうち5万円は国が5万円は市が負担するようです。 現在の苫小牧市が応じるかどうか、まったく噂にもでていません。かなり施行には時間がかかりそうです。あてにならないものを待って時間がすぎるより早いうちの治療がいいかもしれません。今後も情報が入り次第お知らせします。

妊娠の確率向上へ…不妊治療に先端医療導入(苫小牧民報、平成16年9月10日)

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願いとどけ…不妊治療に医療保険適用を(北海道医療新聞、平成15年11月28日)

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外来受付時間

受付時間 日・祝
9:00~12:00
14:30~18:00

※体外受精(当日)、精液検査、排卵誘発剤の注射は365日体制です

不妊専門外来